今回は、カナダ出張で見学させて頂いた、現地のガイコウフェンスをご紹介致します。
前回もお伝えしましたが、カナダでは日本と違い湿気が少ない分、木材などが腐りにくく耐久年数も長くなる様で、100年以上経過した住宅も沢山建っていました。
そんな住宅のガイコウフェンスですが、ウッドフェンスがほとんどで、その多くが目地を設けない縦張りフェンスでした。
ウッドフェンスが多い理由としては、
やはりDIYにてご自分で施工なされる方が多いので、木材の方が加工し易いという要因と、
木材でフェンスを造ることにより、車の騒音などに対し防音効果があるのもウッドフェンスが多い理由だそうです。
また、ウッドデッキ上でもガイコウフェンスでも縦張りが多く
横張りフェンスはほとんど視ませんでした。
理由としては、
縦張り加工されたフェンスパネルは、ホームセンター等でも
沢山置いてあるらしく、横張りで長尺を使うよりコストを抑えることが出来るそうです。
その他にもカナダではフェンス目地(隙間)をコブシが通らない程度に納めるよう条例で決められているらしく、これには、デッキ上からの転落防止などの理由があるそうです。
よって、日本ではよく見かけるクロスフェンス等は、カナダでは特に無いそうです。
カナダの人々にとってDIYは日常的に当たり前のようで、
一度造った物を10年、20年もたせようという意識よりは、
色あせたら塗装し、壊れたら造り直すといったスマートでストレートな考え方があるようです。
勿論、住宅を見ても分かる通り、使えるものは何年経ってもメンテナンスしながら使う。
また、そういったメンテナンス等を含めたDIYに対し
面倒という意識より楽しんでする意識があるようです。
何事に対してもエンジョイしているように思いました。
皆様もDIYエンジョイしていますか?
Let’s enjoy DIY !!
弊社では、そんな皆様を全力でサポート致します。
今後とも木工ランドをよろしくお願い致します。